2007/11/05

ALWAYS 続・三丁目の夕日

見てきた。

末っ子が幼稚園に通うようになってから、日中自由に使える時間が持てるようになったので、映画館へ行くことが増えた。きょうも次女を園に送り届けた後、映画館へ。

オープニングでまず笑ってしまったというか、おおーっ!と身を乗り出してしまったというか。そうですか、それを持ち出しますか、そうよね、昭和、東京タワーといえばそれ抜きには語れない…か?(笑)
とにかく瓦礫の中を突っ走る、鈴木オートの三輪オートの勢いのよさは、思わず拍手をしたくなるくらいだ。

再現された昭和の街並み、羽田空港、銀座界隈。
よくぞここまでという出来なんじゃなかろうか。

個人的には、堤真一と薬師丸ひろ子演じる鈴木オートの夫婦が、子どもが生まれた頃の8ミリフィルムを見ているシーンで、ぐいっと郷愁みたいなものに引っ張り込まれて、思わず映画館のシートに深々と身を沈めてしまったのだけど、見る人によってそういうツボはそれぞれだろう。

今回の続編の中心には、売れない作家 茶川竜之介 と 踊り子 ヒロミ の純愛があるのだけれど、それをとりまく周辺の人々のエピソードもそれぞれにせつなく、温かい。
六ちゃんの幼なじみ 武雄 の不器用さは、そのままわたしの中学の同級生達を思わせたし、鈴木オートの夫婦はそれぞれに、過去に関わった人物との再会を果たす。

ほかにも、あんな事や、こんな事。書き出したらきりがないしネタバレになるのでやめておくけれど。明日もう1回、見てこようかな。

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2006/08/11

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

を観てきた。

ああいう終わり方するんなら、「前編」とか謳っといてほしいのだが。当然3作目があるんだろうけど、あまりにも中途半端。謎の1つも解けないまま。ものすごい消化不良な気分。

相変わらず、ジャック・スパロウは最高だったけど。

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2006/07/23

三丁目の夕日

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版

息子が、「マトリックスが見たい」と言い出したので、久しぶりに近所のレンタルビデオSHOPへ出かけ、最新作の棚に『ALWAYS 三丁目の夕日』を見つけた。

レンタル開始になったら必ず見ようと決めていたので、迷わず手に取り、借りて帰った。

昭和30年代。

わたしはかろうじてまだ生まれていなくて、ちょうど両親が出会ったころ。
わたしが物心つくころには、時代はこの映画より、もう少し先へ進んでいたはずだ。それでも、なんとも言えない懐かしさで胸が苦しくなったのは、亡くした友と同じく、もう取り返せないものへの郷愁だろうか。

見る人によって、きっと感じどころは違うのだろう。あんな人生や、こんな人生が、深く掘り下げるわけでなく距離を置いて、でも、突き放すわけでもなく描かれている。ちょうどご近所さんの目線くらいで。

子どものころ、近所に住んでいた、いろんな人々を思い出した。
飲んだくれの鉄道員や、力士のように肥えて自分では立ち上がれなくなった爺さん、長屋の端の部屋で内職の玉飾りを作り続けていた婆さん。季節が怪しくなると子どもの自転車で前の通りを疾走したおばさん。

いろんな人生を、懸命に生きている大人がたくさんいて、その周りにまとわりつくようにして子どもたちが遊んでいた、あの時代。(わたしのいう「あの時代」というのは昭和40年代だけれど)戻りたいと思うのは不毛だけれど、せつない懐かしさをもてあまして、気がつけばまた夜中になっている。

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2005/12/28

『ハリー・ポッター』と『男たちの大和』

ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)映画 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 を見に行った。

原作も、出ている分は全部読んでいるし、映画もシリーズ1作目から今回の4作目まで全部見ているけれど、ハリポタほど、原作は原作、映画は映画としてそれぞれに楽しめる作品は珍しいんじゃないだろうか。

原作の中では、いろんな伏線が張られているし、メインのストーリーとは別に展開される様々なエピソードが丁寧に書き込まれていて、それが面白い。例えばこの『炎のゴブレット』だったら、ハグリッドとボーバトン校の校長の親交(巨人族の血脈についてなど)や、日刊予言者新聞の記者との応酬など。

でも、2時間からせいぜいでも3時間という時間の制限のなかに、それらすべてを詰め込むことは到底無理。だから、映画になると余分なエピソードはできるだけ削り落とされて、シンプルなストーリーが描かれる。

たいていなら、その時点で原作に軍配を上げてしまう私なのに、ハリポタシリーズに関しては、そんな不足を感じさせないくらい、映画もまた面白いのだ。あの映像の迫力、スケールの大きさ、それだけでもうわくわくした気分になってしまう。「魔法が使えたら」と真剣に考えた子どものころに戻ったみたいに。

実をいうと、一昨日『男たちの大和』も見に行った。

こちらは残念だった。宣伝活動は派手にやっているけれど、出来栄えは残念。そりゃあ、大きな大和のセットは素晴らしいかもしれない。でも、戦争を取り上げるなら、大きな軍艦より1人1人の人間を描ききらなければダメだ。時間の制約でそれが不可能なのだとしたら、この作品は映画ではなく連続ドラマで作るべき。そう感じた。

ただ、妙子役の蒼井優という若手女優は素晴らしかった。今後が楽しみ。

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2005/12/27

クリスマスの約束2005

昨夜、『クリスマスの約束』の放映があった。東京をはじめほとんどの地域では22日に放送があったそうだけれど、ここ富山では時間差で25日深夜の放送となった。(そうでなかったら見逃していた、たぶん)

過去のスタジオ収録という形とは違い、今年はコンサートツアーのうちの1つ(さいたまスーパーアリーナ)を撮影し、この番組用に編集してあった。そもそも小田さんが今年、久しぶりにコンサートツアーに出たきっかけ自体が、『クリスマスの約束』にあったのだということが、冒頭の部分で斉藤由貴のナレーションで語られている。なるほど、そうだったのか。

収録されている曲は、次のとおり。

まっ白

ラブ・ストーリーは突然に

さよなら

LET IT BE

眠れぬ夜

 ここで、各地のコンサートに駆けつけてくれたゲストの様子を紹介
 (かまやつひろし、松たか子、スタレビの根本要、ゆず、財津和夫、
 星野仙一、スキマスイッチ)

O COME ALL YE FAITHFULL

戦争を知らない子供たち

生まれ来る子供たちのために

たしかなこと

Yes - No

キラキラ

YES - YES - YES

明日

言葉にできない

<アンコール>

夜空ノムコウ
(ゲスト 中居正広)

大好きな君に

たしかなこと

「ラブ・ストーリーは突然に」では、小田さんは会場の四方に伸びた花道を疾走する。その様子は、今年のツアーが始まったばかりのころにフジテレビの『めざましテレビ』で見て知っていた。それにしても。あそこまで全力疾走しているとは。年齢が年齢なだけに驚いた。

はじめのほうは軽いノリで進むのだけれど、中盤、小田さんの語りも選曲もにわかにメッセージ色が濃くなる。昨年の『月曜組曲~風のようにうたが流れていた』でもちりばめられていた彼のメッセージが、今年はよりストレートに伝わってきた。ハッピーでも何でもないクリスマスを過ごしている人々がいるということ。会場で上映されていたフィルムはイラクのものだったのじゃないか。

後半は、圧倒的にヒットナンバーが連なって、そしてアンコールを迎える。ここで異色のゲストが登場するわけだけれど、それが異色に感じられないところがこの企画のよさなのだろうな。

2時間見終えて、聴き終えてどうかというと、もともとTV用ではなくコンサートの様子を収録したものなので、「生で聴きたかったな」という思いが強く残った。
TVを見終えての印象ということだけ言えば、たぶん昨年までのスタジオ収録版のほうがずっと長く余韻が残ったんじゃないかと思う。でも、今年小田さんのコンサートに行った人は、そんなTVの余韻なんか比にならないくらい深い思いを持ち帰ったはず。

それはともかく、ファンとしては、オフコース時代の曲を変にいじらず当時のアレンジのままで演奏していたのが、うれしかった。

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2005/12/23

小田さんってば

昨夜『クリスマスの約束』の放送があったんだそうな。えーっ!?とあわてて昨日の新聞のTV欄をチェック。

ない。

富山なんて嫌いだ。

と思ったけれど、小田さんのオフィシャル『Far East Cafe』を確認したら、富山では25日の深夜24:30から放送予定が入っていた。ああ、よかった。

昨年、『月曜組曲~風のようにうたが流れていた』の総集編のような形だった『クリスマスの約束2004』の中で、もうTVはやらないようなことを小田さん自身が語っていたものだから、今年はもう無いと思い込んで油断していた。
でも考えてみれば、月曜組曲は大掛かりなTV番組だったけれど、クリスマスの約束はライブ収録なのだから、あっても不思議はないのだった。

そろそろ小田さんから距離を置こうと思うのに、クリスマスがくる度に引き戻されてしまって、困ったものだ。25日の放送を見た後は、またしばらく小田さんばっかり聴いてしまいそう。

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2005/05/08

月曜組曲DVD発売!

いやはや困ったニュースが飛び込んできた。

昨年の暮れ頃、月曜の深夜にTBS系で放送していた『月曜組曲~風のようにうたが流れていた』がDVDになって発売されるというのだ。このブログでも時々お名前が登場するBigBanさんからのトラックバックで知った。

ええ~っ!
そりゃそうだ。考えてみれば、あの深夜の放送時間にもかかわらず相当話題になって、それでもとうとう放送の無かった地域もあったことでもあるし、こういった形で発売されてもなんの不思議もない。
これが、普通のアルバムみたいなものだとか、単なる出演番組の収録版とかだったら、小田さん好きの私でもたぶん買おうとは思わない。
「へえ、そうなんだ。機会があったら見てみたいな」
で済んだと思う。

でも。

あの月曜組曲という番組は、ともすると小田さんから私たちへの置き土産的な意味合いがあったような気がしてならないのだ。今も小田さんはライブで全国を回っているし、その活動において何ら変化は無いのだけれど、それでも、あの「月曜組曲」以前と以後とでは、彼の中で何かが大きく変わったように思えてならない。

何かを終えた、と言った方が正しいだろうか。

5月25日発売だそうで、でもたぶんすぐに買うことはない(必死で自制中)。
けど、縁起でもないことを、と叱られそうだけれど、もしもこの先、小田さんが活動を停止するようなことがあればすぐに買う。きっと。

小田さんが歌い続けていてくれるうちは、あの番組が手元に無くても良い。

かあ~っ!
本当は今すぐにでもAmazonへ飛びたいのを抑えるのに精一杯で文章がまとまらない。

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2005/04/02

ドラえもんが見られない!

ウソでしょー?!
富山って、朝日放送系列が受信できないのだ。
でも、新聞のTV欄にはちゃんと北陸朝日放送って欄があるよ?

あれこれ調べたら、ケーブルテレビでしか見られないんだとか。
今日から4月だから、「ドラえもん」の新しい声でも聞いてみようかと思ったんだけど。
引越し以来バタバタしていて、「報道ステーション」が映るチャンネルが無かったってことにも気がつかずにいた。大体、何チャンネルがどの局かを、まだ確認していなかった。不覚~。

でも、ここのマンションにはもともとケーブルは引いてあるので、あとは契約さえすれば見られるのであるらしい(推測)。とりあえず資料請求をしてみる。
ケーブルを契約することになると、スカパーは諦めることになるだろう。だって、ケーブルとスカパー合わせて、たかがTVに毎月1万円近くも払うことになるのはバカバカしい。「報道ステーション」も「ドラえもん」も別に見れなきゃ見れないで構わないんだけどなあ、私は。

(でも実を言うと、ケーブルを契約するとBS-iが見られるのが嬉しかったりして。アルビレックス新潟の試合をBS-iで放送することが結構あるのだ)

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2005/01/16

救命病棟24時

TVドラマはあまり見ないようにしている。特に連続ドラマは。
別にドラマが嫌いなわけではなくて、ハマッてしまうと次回の放送まで待ちきれない思いを感じたり、毎週同じ時間を拘束される、そのどこか恋愛にも似た不自由さに身を置くのが嫌なのだ。

そんな私が、シリーズ1作目から、なんと1話も欠かさず見ている稀有のドラマ、それが「救命病棟24時」だ。
1/11から第3シリーズの放送が始まった。

このシリーズは、江口洋介演じるところの救命救急医 進藤一生を中心に描かれた医療ドラマで、もちろん登場人物の人間ドラマも絡めつつ話は進んでいく。第1シリーズではまだ研修医だった小島楓(松嶋菜々子)が、今シリーズでは中堅どころと言って良い有能な救命救急医に成長している。
今度は首都圏を大地震が襲ったという設定で、その状況下での医療現場や周辺の人間模様を描いているそうで、フィクションとは言え、地震発生時の様相はあまりにリアルで、画面で見ていて震えが来た。


第1シリーズ(1999年1月~3月)が放映されていた頃、私は丁度、まだ生後数ヶ月の長女と共に大学病院の小児科に長期入院をしていた時で、ドラマの中と現実世界の境い目が怪しくなるような状況に居た。
昼間身近に耳にした医療用語が、夜TVの中でも飛び交っていた。時には、TVの中と同じような状況が、まさにその時、隣のベッドで始まることもあった。
そんなだったから、あのドラマにのめり込んでしまったのは当然の成り行きだったのかもしれない。消灯後の病室でTVを見る以外に楽しみはほとんどなかったし。(クロスワードパズルを解いたり、本を読んだりはできた)

また、医療現場を間近に見ている立場からしても、「救命病棟24時」はかなり忠実に現場を描いていると感じたのも確かだ。医師が使う用語も原語ではなくよく使われる略語だったりして、違和感無く聞いていられた。
もし、そのリアリティという点である程度の質を満たしていなかったら、ずっと見続けることなどなかったと思う。


第3シリーズが始まって、当分は火曜の夜の約1時間を拘束される生活が続くけれど、これはもう仕方ない。
余談だけれど、このドラマ、最初はアメリカの人気ドラマ「ER(緊急救命室)」の二番煎じだとかパクリだとか散々言われたものだったけど、内容はともかく、公式サイトの作りがね…。似てるよ、フジテレビさん。

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2004/12/21

最終回

『月曜組曲~風のようにうたが流れていた』

ついに最終回を迎えた。
今回は、純粋に楽しんで見、聴くことができたように思う。
小田さん自身、きっと楽しい収録だったのではないか。

スターダスト・レビュー(あの迫力のジョイントを生で聴きたかった)、
少年合唱団まで。
この番組にこれほどの人数を動員するとは。
『僕の贈り物』が、あんな風にアレンジされてにぎやかな歌になるとは。

とは言え、『言葉にできない』と最新曲の『たしかなこと』は、さすがしっとりと歌い上げてくれた。(後者は確か、某生命保険会社のCM曲として流れているはずだ)
『言葉にできない』は、鈴木康博氏がオフコースを抜けることが決まった最後のアルバムに入っている。ツアーの最中、小田さんがこの曲の途中で声を詰まらせたことが昨日のことのように思い出せるのに、あれから長い月日が過ぎた。

最終回だと思うからだろうか、今日はどうにも文章をまとめられない。キーを叩くそばからぽろり、ぽろりと言葉が逃げていく。


最終回のエンディング前の最後の曲に『明日』を選んだのは、小田さんなりのメッセージだろうか。
 
 
 
        

明日


君のために ありふれた 明日だけを願う
待ち合わせた あの駅へ 走る君が見たい

もし 当たり前の 笑顔消えて 哀しみだけが 世界をつつんだら
たゞ 祈り続けること そのほかに自分が できること その時あるだろうか

明日 きっと また こゝで その笑顔に会いたいから
透きとおる 日射しの中で この坂の上 君を待っている

君のために ありふれた 明日だけを願う
あの交差点で 交わし慣れた さよならを聞きたい

でも 分っていても やがて人は 同じ過ち 繰り返すんだ
あの とどかない想いは 忘れられた約束は
雨に打たれたまゝ 置き去りにされて

明日 きっと また こゝで その笑顔に会いたいから
透きとおる 日射しの中で この坂の上 君を待っている

いつも あの店で二人 街ゆく人を見てた
なにげない毎日が 手の届かない思い出にならないように

涙に震えながら 戦うべき時があるんだ
守るべき人のために その哀しみを 乗り越えるために

明日 きっと また こゝで この世界が続く限り
透きとおる 日射しの中で この坂の上 君を待っている

でも 世界中の君たちよ 気づかないうちに いつからか
大切なことが 僕らの 心の外へ こぼれていないか

明日 きっと また こゝで その笑顔に会いたいから


 
 
                                詞・曲 / 小田和正

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2004/12/15

クリスマスの約束から月曜組曲へ

「月曜組曲」も残すところあと1回となった。
最終回の前の回にあたる昨夜の放送では、鈴木雅之氏がゲスト出演していた。

かつて小田さんが彼に楽曲を提供した時、2人の声質の違いや、エリート対不良とでも言えそうなタイプの違いに目が行きがちで、何という無謀な企画を考えたのかと驚いたものだったけれど、実際には昨夜の放送でのデュエットを聴いた人ならわかると思うが、2人の声は意外にしっくりきて違和感なく、いやむしろ相互に演出し合うような響きさえ生んだ。カラーコーディネートでいうところの補色関係とでも言ったところか。

鈴木氏が「別れの街」を歌ったのは何年前だったろうか。

昔の小田さんの歌は、今の私によく響く。
かつての小田さんの年令に私が追い着いたからなのだろうと思う。
そして、年令も経験も追い着けない最近の曲達は、まだ私を受け入れてくれない。
きっと、私が60歳になろうかという頃に今の小田さんの曲を聴いたなら、もっと何かがわかるはずなのだ。きっとそうに違いない。


いくつか前の記事で小田さんが過去3年間にわたり、クリスマスの日に放送していた番組「クリスマスの約束」で他のアーティストの楽曲をカバーしていたことに触れた。私は最近までその事を知らなかったので1度も見たことがないのだが。
この番組を、今年こそはと楽しみにしていたが、TBSのサイトを探してみても「放送終了」と表示されているだけ。きっと今年はもう放送が無いのだろう。
「月曜組曲」の制作スタッフが、「…約束」と同じメンバーだということだから、これが代わりといったところなのだろうか。

残念な気もしないでもないが、もうそろそろ小田さんと距離を置いても良い頃合だ。来週の最終回を以ってしばらくは小田さんの歌から離れよう。またそのうち、聴きたくなったら聴けば良い。

歌というものは、日常どこかに置き去りにしているはずの危うい気分を呼び起こす。このブログに「恋愛」なんてカテゴリが加わったのがその良い証拠ではないか。
そろそろそんな気分は箱にしまって押入れにでも放り込んでおかなくては。


*******  *******


ああ、なんということか。
こんなにも堂々と今年は「クリスマスの約束」は無い、などと書いてしまったのに、昨夜ふと気になって小田さん関係のサイトを見てみたら、やはり今年も25日の夜23時45分から午前1時40分までという時間帯で放送するのだそうだ。
番組中に「月曜組曲」の制作ドキュメントなども盛り込むそうで、その部分には少し興味が湧く。

これは、間違いのない情報。

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2004/12/07

月曜組曲に思う

毎週月曜の深夜、小田さん出演の『月曜組曲 風のようにうたが流れていた』を見るのが習慣になってしまった。

深夜0時30分からという遅い時間帯の放送にもかかわらず、この番組が始まってから小田さんのアルバムが売り上げを伸ばしているのだそうだ。懐かしさから手を伸ばす人も少なくないだろうが、新しい誰かにもきっと届いたのだ、彼の声と歌が。


正直に言おう。
小田さんのことを嫌いになりかけた時期がある。

『ラブストーリーは突然に』の頃だ。

言わずと知れた織田裕二と鈴木保奈美(今となっては石橋貴明夫人だ…ね?確か)主演のトレンディードラマ『東京ラブストーリー』の主題歌だ。
あの頃、ちょっとオシャレな都会生活と恋愛模様を描いたトレンディードラマが流行ってはいたけれど、まさか小田さんがその主題歌を提供するとは思ってもいなかった。どんなに恋愛をモチーフにした歌を多く歌っていても、小田さんのイメージはとても硬派なものだったから。
さらに、その主題歌が大ヒットして、それまで小田さんのことなんか知りもしなかったような人がカラオケで熱唱しているのを聞くと鳥肌が立って、その歌も小田さん自体も急に安っぽくなり下がってしまったような気がしたのだ。

さらに正直に言うなら、小田さんの曲の中で唯一と言って良いが今でも『ラブストーリーは突然に』は好きではない。もしもドラマの主題歌としてでなく、アルバムの中の1曲として聴いたのだったらどうだっただろう。今となってはもう知りようもない。曲のイメージとして刷り込まれてしまった織田裕二と鈴木保奈美の顔を浮かべずして聴くことが叶わないからだ。


けれども、小田さん本人にとっては、この曲はその後の音楽人生の大きな転機となった曲であるらしい。前にそう語っているのを聞いた覚えがある。あるいはインタビュー記事を読んだのだったかもしれない。

この曲を、小田さんは『月曜組曲』で歌い、語るだろうか。それを聞いた後、この曲をもしかしたら好きになれるだろうか。


放送はあと2回。勿論最後まで見届ける。

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2004/12/01

クリスマスの約束

なんだか安っぽい三文小説のようなタイトルだけれど

毎年クリスマスの夜に、小田和正さんがそういうタイトルの番組をやっているんだそうだ。これもまた『月曜組曲』的な内容で、小田さんがセレクトした他のアーティストの曲をやるらしい。もう既に3回放送されて、今年で4回目だそうだから、そもそも『月曜組曲』のコンセプトの元になったのがこの『クリスマスの約束』なのかもしれない。

そんな番組があることを、私は全然知らなかった。
正直に白状するなら、最近毎週見ている『月曜組曲』だって、最初に知ったのは偶然だ。『サルヂエ』(サルの特殊メイクを施した岡田真澄と藤井隆が司会をするクイズ番組だ。これが結構スキで)を見終わって何の気なしにチャンネルを変えたら小田さんが映っていただけのことだ。

特別にアンテナを張っているわけではないから、情報が引っかからないのだ。

そうかと思えば、どこそこのスーパーで先着100名までサラダオイルが50円だなんてことはどこからともなく耳に飛び込んでくる。

私にとって、小田さんとサラダオイルのどちらが重きをなすか。

そんなもの小田さんに決まっている。
にもかかわらず、必要な情報として私のアンテナに引っかかるのはサラダオイルなのだ。
(サラダオイルと並べ語られれているなんてご本人は夢にも思っていないだろうが)

サラダオイルについて語れと言われたら、せいぜい2行も書ければ良い方か。どこのメーカーの何というのが良いとか。いや、そんなことは語れない。そこまで油にこだわったことがない。

一方、小田さんについて、またオフコースについて語れと言われたなら、そうだなあ、このブログで半月くらいは続けられるんじゃなかろうか。「off course」であって「of course」ではないのだとか、小田さんは東北大で建築を学んだとか。ほら、こうして今にもあふれ出ようとするうんちくの数々。

ああ、だけど

それでも、今の私にはサラダオイルの値段の方がずっと大事な事柄なのだな。


そういうわけだから、
私が過去の『クリスマスの約束』を知らなかったとしても、それは仕方の無いことなのだ。
そう、自分自身にこの言い訳がしたかった。
はー、でも悔しい。知らなかっただなんて。3年間も。かーっ!

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2004/11/29

風のようにうたが流れていた

また月曜日がやってきた。


そう、『月曜組曲』の放送日だ。
深夜0時半からの放送を見るのは明日の朝のことを考えるとちょっとつらい。今夜はオットが出張で不在だから、明日の朝は何が何でも寝坊できない。自力で起きなければ。
それなら録画しておいて後で見れば良さそうなものだけれど、あの『月曜組曲』という番組は家族が寝静まった夜中に1人で見てこそ堪能できる。懐かしい歌に心が過去へと泳ぎだす時、ああ、1人でよかったと思うのだ。


新聞のTV欄によれば、今日は他でもないオフコース時代の曲を披露するらしい。この番組では、小田さんが吉田拓郎とか美空ひばり(!)とか、思いがけない人の曲を歌っているのがひとつの見どころではあるのだけれど、そうは言ってもやはりオフコースが好きだった私としては彼の曲が聴けるのは嬉しい。


そして、だからこそなお、今夜は1人で見たい。1人でよかった。
きっと今夜は、オットではない人と共有した記憶が蘇る。
もしかしたらオットもまた、出張の宿泊先で同じ番組を見ながら、結婚前の誰かとの日々を思い出して「1人でよかった」と思うかもしれない。


若い頃なら、そんな風に過去を思う心のざわめきだけでも許せなかっただろう。パートナーに対しても、自分自身に対しても。
でももう、そんな潔癖さはいつの間にか失って、心も体もどんどん丸くなっていくのだ、きっと。

続きを読む "風のようにうたが流れていた"

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2004/11/23

月曜組曲

月曜の深夜、小田さんがTV出演している。

小田さんと私が“さん”付けで呼ぶからには、つまり小田和正さんの事を指す。
「もとオフコースの」と肩書きを付けて説明するまでもなかろう。
いや、むしろオフコース解散から15年も経った今となっては、「オフコースは知らないけど小田さんは知っている」という世代も多いのかもしれない。
オフコース時代、TV出演を拒んでいたために「ザ・ベストテン」等の音楽番組でも、曲紹介の際にはシングルレコードのジャケットが映し出されるだけだった。
解散後、ソロ活動を開始してからは、時折TVの画面でお目にかかることも無くはなかったが、それだって音楽番組ではなくてニュース番組のゲストとしてだったり、映画監督としてだったりで、ミュージシャンとしてTVで歌う姿というのは記憶に無い。(私が見逃しただけかもしれないが)

その小田さんが、れっきとしたミュージシャンとして、と言っても音楽業界の若手達に対する講師のような格好でだけれどもTVで歌い、語っているのが、月曜深夜0時半から(だから正確には火曜日なのだが)TBS系で放送している『月曜組曲』という番組だ。
この番組については、『Big Ban』さんでとても面白い記事を連載(?)されている。

流行りものに疎い女子高生だった私は、オフコースの名前とヒット曲「さよなら」のサビの部分を聞いたことがあった程度で、特別ファンというわけはなかったのだ。それなのに、クラスメイトがコンサートのチケットが1枚余っているからと誘ってくれた時に、特に断る理由も無くついて行ったのが始まりだった。
高校生同士で喫茶店に入ることすら気が咎めるようなおくてな娘だった私にとって、生まれて初めてのコンサートの印象は強烈だった。
メンバーの名前も知らないままに生で聴いた数々の曲。
その中でも「愛を止めないで」は特に強く耳と心に響いて残り、翌日すぐにレコードを買いに走ったものだ。

そのコンサートの最中の、クラスメイトとの会話も、またコンサート会場からどうやって家に帰ったのかさえ全然記憶に残っていない。

あの日以来、私は小田さんの声に取り憑かれてしまったのだ。
熱烈なファンとしての時期はオフコースが解散するまでのほんの数年だったと思う。
けれども、その後も、街角で、TVのCMや主題歌で、彼の声が流れるとふと全身の動きを止めて聴き入ってしまうのは今も変わらない。
美しいだけでない、声の向こうにくっきりと情景の浮かぶような。しかも加齢による衰えを全く感じさせない彼の声。
やはり素晴らしいと思うのだ。

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2004/11/21

「弟」

テレビ朝日系列で5夜連続で放映されたドラマ『』。

石原慎太郎・裕次郎兄弟のドラマだなんて、よもや自分が見ることになるとは思わなかった。ドラマのストーリーそのものには全然関心が無かったのだ。私は裕次郎世代ではないし、せいぜい『太陽にほえろ』のボスとしてなじみがある程度だから。
ただ、役者が自分と同業の役者を演じるというのは難しいだろうなあ、と、ただその一点にふと興味が湧いて1話目をチラッと見てしまったのがいけなかった。結局今日の最終話まで全部見てしまった。(正確にはたった今、PCのモニタ越しにTVを見ながらキーボードを叩いている)

ここでストーリーを書いてしまってはマズイだろうし、役者の演技についてもいろんなところで語られるだろうからパスさせてもらうことにして、2点だけ、どうしても書いておきたいことがある。


第一点

裕次郎が三浦友和なのに、渡哲也の役がいつまでも坂口憲二のままって、そりゃないだろう。
第一、渡哲也ってずっと角刈りだったんじゃないのか。せめて格の不足分は髪型まで合わせてカバーしてくれたら良かったのに、坂口君。
 

 

第二点

5話連続で見て一番笑ったのは、車掌役の木梨憲武の「裕次郎だし」の一言。
 
 
 
 
おまけ

『黒部の太陽』見てみたい。

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2004/11/16

声優:木村拓哉

どうなのだろうか。

ハウルの動く城』で魔法使いハウルの声を木村拓哉がやっている。
そうと知る前は『ハウル…』が公開されたら見に行きたいと思っていたのに、木村拓哉と聞いて途端に興醒めした。たぶん映画館に見に行くことはないだろう。ビデオレンタルが始まったら借りるくらいはするかもしれないが。

木村拓哉という存在は、特別好きなわけではないけれども気にはなる、そういう類の存在だ。
(別に40近いオバさんにとってのキムタクの存在意義なんて誰も気にはしまいが)
少なくとも、嫌いではなかった。今も別に嫌いになったわけではない。
ただ、今の気分に一番近い表現をひねり出すとすれば食傷気味といったところか。

ハウルが木村拓哉でなくてはならない理由がわからない。
宮崎さんにとっては何か理由があるんだろうか。
あんなにも露出しすぎている人物が声をあてるって、どういうメリットがあるのだろうか。映画を見終わる頃にはきっと、ハウルの顔が木村拓哉の顔に見えているに違いない。そういうデメリットを差っ引いてまで彼を起用する理由がわからないのだ。


映画を見に行く気はないが、予告編でどんなもんか見て(聞いて)やろうと思ったら、そんな魂胆はお見通しとばかりにハウルの声は流れないではないか。画像が流れるだけで声はついていない。


映画館まで確かめに来いということか。


そうか、木村拓哉が声をやっているというのは『ハウル…』の宣伝材料なのだな。目玉なのだな。
 
 
 
 
 
 
 
 
あるいは、あまりにひどくて客が逃げるのを恐れて流せないかのどちらかだ。

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